■ nice , renice コマンド
プロセスの実行優先度を高くしたり低くしたりできるコマンド
$ ps -l でPRI の数値で確認可能
-20 〜19の値を設定できる
最も優先順位が高いのは-20
優先順位を上げる値を設定できるのはrootユーザーのみ
実行中のコマンドの優先度を変更するにはrenice を用いる
$ nice -n -10 command
$ renice -n 10 PID
■ nice , renice コマンド
プロセスの実行優先度を高くしたり低くしたりできるコマンド
$ ps -l でPRI の数値で確認可能
-20 〜19の値を設定できる
最も優先順位が高いのは-20
優先順位を上げる値を設定できるのはrootユーザーのみ
実行中のコマンドの優先度を変更するにはrenice を用いる
$ nice -n -10 command
$ renice -n 10 PID
■ jobs コマンド
$ jobs でジョブの実行状況を確認可能
バックグラウンドでの処理を行うにはコマンドの後に& をつける
$ nohup command & と入力するとログアウトした後も動かすことが可能
■fg, bg コマンド
jobs で表示されjob番号を指定してフォアグラウンド、バックグラウンドを入れ替える
Ctrl + Z で実行中のコマンドをsuspend(一時停止)状態にすることが可能
■ kill コマンド
$ kill PID
$ kill PID PID
$ kill -シグナル名 PID
$ kill -SID PID
$ kill -s シグナル名 PID
$ kill -s SID PID
$ kill -SIGシグナル名 PID
$ kill -KILL PID
□主なシグナル
■ killall コマンド
ほぼkillコマンドと使い方一緒。
pkill, pgrep などが存在するディストリビューションも
$ killall プロセス名
■ ps コマンド
■pstree コマンド
psコマンドの親子関係も表示する($ ps -fと同じ)
■ top コマンド
現在実行中のプロセスを継続的に監視する
103.5 プロセスを生成、監視、終了する | |
---|---|
重要度 | 4 |
説明 | 基本的なプロセス管理を行う。 |
主要な知識範囲 |
|
重要なファイル、 用語、ユーティリティ |
|
■ln コマンド
リンクを張る
$ ls -li でリンク数とinodeを確認可能
□ハードリンク
$ cp file1 file2でハードリンクコピー可能
ディレクトリのハードリンクは作成できない
別のファイルシステム上に作成できない
同じ実体への参照
□シンボリックリンク
$ cp -d file1 file2でシンボリックリンクコピー可能
ディレクトリのシンボリックリンクは作成可能
別のファイルシステム上に作成可能
リンクと実体は異なる(実体の削除してもリンクは残る)
■ACL
Access Control List
利用可能なファイルシステム(ext2,ext3,ext4,XFS,ReiserFS,JFS)
XFS,JFSはデフォルトでACL有効
残りのものはマウントオプションとしてaclを追加する
□setfaclコマンド
$ setfacl -m u:fred:rw file
※1 u:fred:rw がACLエントリ(u=user, rw=read&white)
□getfaclコマンド
$ getfacl file
■ファイルの所有者管理
所有者、所有グループの変更権限はroot のみ
-Rをオプションでつけると、Recursive
□chownコマンド
$ chown username file
□chgrpコマンド
$ chgrp groupname file
SUID, SGID
□Set User ID
実行権にsがついているものを実行することができる
chmod で数値表現する場合は4000を加える
$ chmod u+s file
□Set Group ID
実行権にsがついているものを実行することができる
chmod で数値表現する場合は2000を加える
$ chmod g+s file
■sticky bit
実行権にt がついているもの
その他ユーザーには書き込み権限はあっても削除不可
数値表現する場合は1000を加える
$ chmod o+t file
■デフォルトのアクセス権
umaskコマンドで決まる
$ umask
->現在のumask値を確認する
例)022 なら666-022=644(dir:777-022=755)となる
104.5 ファイルのパーミッションと所有者を管理する | |
---|---|
重要度 | 3 |
説明 | 適切なパーミッションと所有者権限を使用して、ファイルへのアクセスを制御する。 |
主要な知識範囲 |
|
重要なファイル、 用語、ユーティリティ |
|
■ cpio コマンド
ファイルをアーカイブファイルにコピー
アーカイブからファイルをコピー
■ dd コマンド
入力側に指定したファイルからの入力をファイルもしくは標準出力に送る
cpコマンドと異なり、パーティション情報やファイルシステムごとコピー可能